私たちの身の回りはたくさんの情報で溢れています。中には「これは情報である」と意識しないものもたくさんあります。私たちが日常生活や仕事を営むためには、周りにある様々な情報をうまく活用したり、または自分から情報を発信したりしなければなりません。しかし日々の生活の中で、情報をうまく扱うことができなくて、様々なトラブルが発生したり、もっと良い価値があるのに見逃したりすることが起こっています。後から思い返してみると「何だか同じようなことがあったな」ということがないでしょうか。
巻き起こる様々な問題や機会損失が、実はいくつかの本質的な原因によってもたらされるのではないかと考えています。当社が注目しているのは、情報と情報のつながりを見落としたり、活用できなかったりすることです。例えば、「もっとその背景を説明してくれていたら、こんなに揉めなくて済んだのに」ということは無いでしょうか。ある案件の周辺情報がしっかり認識できていないときに聞こえてきそうな会話です。これは単なる一例に過ぎませんが、「情報と情報のつながり」はとても幅広い概念で、これをうまく扱えるようになれば、トラブル回避だけでなく、新たな価値創造にも道が拓けると期待しています。
当社は、このような課題の解決に向けて日夜取り組んでいます。私たちは様々なIT技術を研究開発すると同時に、お客様が抱える課題が必ずしもIT技術を使わなくても解決できる問題なのではないか、本質的には一体何が問題なのかということを追求しています。お客様自身の知識や技術を引き出し、当社メンバーとともに全員で課題解決を目指し、お客様に本当の喜びや安心を届けるために活動しています。